今回はモデムと無線ルーターの違いとは?について簡単に説明してみました。
家庭でインターネットを楽しむためにはインターネット回線が必要だということは誰もがご存知だとは思うのですが最近はWi-Fiの認知度も高く、
「ネットをするなら通信料も抑えれるしWi-Fiが一番!」
とまで知られていますよね。
しかし、そもそもネットをつなぐ為に必要なモデムと無線ルーターなのですが、その違いについて理解している人って少ないかもしれません。
この記事で簡単ではありますが説明してみたいと思いますので、ぜひモデムと無線ルーターの違いについて知識を深めてみてください。
モデムと無線ルーターの違いとは?
まず、モデムと無線ルーター、この2つの用語について分かりやすく説明していきたいと思います。
モデムとは!?
モデムというのは、簡単に言うとアナログ信号とデジタル信号を相互間で変換する機械です。
では何故、相互間で変換する必要があるのでしょうか!?
そもそもパソコンで入力したりするデータは、一般的にはデジタル信号を使用しています。
しかし、インターネット回線を使用し情報を伝える際にそのままデジタル信号を飛ばしてしまうことにより本来伝えたかった情報がノイズなどにより破損してしまう可能性が出てきてしまいます。
デジタル信号とは、データを数値で符号化して表す信号。コンピューターの回路では、連続的なアナログの波形を電圧の低(0)と高(1)だけで表現する。具体的には、アナログの波形を一定の間隔で分割して(サンプリング)デジタル信号に変換する。このサンプリングの間隔が細かいほどデータの精度が高い。デジタル信号はアナログ信号に比べて、あいまいさがない、変形しにくいなどの利点があるが、サンプリングする際にデータが切り捨てられるため、完全にデータを再現できないという欠点もある。
引用元:コトバンク
しかしその点、アナログ信号は、電気信号として遠くまで伝達しやすいというメリットが有ります。
アナログ信号とは、連続した量の大小で表される信号。一般的に電圧、電流、周波数、圧力などの連続的な物理量を用いる。
引用元:コトバンク
こういった二つの特性があり、パソコンから出力されたデジタル信号を出来るだけ破損せずに遠くへ届けるためにアナログ信号へと変換する必要が出てきます。
その時に活躍してくれる機器が「モデム」というわけですね。
この「モデム」はインターネットを経由した情報を変調・復調してくれる優れた機器なのです。
- 変調・・・信号を伝えるために周波等を変化させること
- 復調・・・電気信号の変化を再現すること
また、光回線にもモデムと同様にONU(光回線終端装置)が存在しますよね?この機能も基本的には同様になります。
[ad#co-1]無線ルーターとは!?
モデムがインターネット回線に接続する際には必要不可欠な機器だということは理解できたかと思います。
しかし、前項で紹介した「モデム」だけだと1つのモデムに対して1つの端末しかインターネットに接続することができません。
※最近は無線ルーター付きのモデムもあります
そこで、それを解消することができるのがルーターになります。
ルーターとは、一般的なモデムと違い複数の端末をインターネットにつなぐことができる通信機器になります。
なのでここで少しまとめると、モデムと無線ルータをつなぎ合わせることで、
- パソコン(デスク、ノート等)
- タブレット端末(iPad等)
- スマホ(iPhone等)
これらの端末デバイスをインターネットに繋ぐ事が出来る様になります。
出典元:日経トレンディネット
上記の図が分かりやすく表されているので簡単に説明しますと、
の順番でつながっている事が確認できると思います。
その為、モデムと無線ルーターがあってこそインターネットに繋ぎ色々なことができるということですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回、モデムと無線ルーターの違いについて説明してみたわけですが、理解を深める事は出来ましたでしょうか?要は、
- モデム・・・デジタル信号、アナログ信号を変調・復調する機器
- ルーター・・・インターネット回線を複数の端末デバイスに繋ぐ機器
ということになります。一見複雑そうなネット用語ですが、一つづつ理解していくとそこまで難しくはないと思いますので、ぜひ今回を機に覚えておきましょう!
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